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市民公開シンポジウム 生命現象に迫るサイエンス~最先端の技術・装置で明らかにする生命のしくみ~

概要

10 月 23 日(日)にオンラインにて市民公開シンポジウム「生命現象に迫るサイエンス~最先端の技術・装置で明らかにする生命のしくみ~」が開催されます。

大阪大学大学院医学系研究科 加藤和人教授(医の倫理と公共政策学)は、文部科学省 新学術領域研究(研究領域提案型)「学術研究支援基盤形成」の生命科学連携推進協議会において、社会と研究者を繋ぎ、科学研究の在り方をともに考える場を作る役割を担っており、その一環として開催されるものです。

近年、生命科学に関する様々なニュースをよく耳にするようになりました。メディア上ではゲノム編集や再生医療などのテーマが頻繁にとりあげられています。いま、生命科学は私たちにとって非常に身近な話題になっているといえるでしょう。そこでは、生命の仕組みを様々なアプローチによって明らかにし、可視化する試みがおこなわれています。

一方で、高いレベルの研究を行うには、専門的技術や大規模な実験装置などが必要となり、研究者が個人の力だけで研究を進めることが困難な状況も生まれています。

では、現在の生命科学の現場では、具体的にどのような取り組みがおこなわれており、またそれは私たちの社会をどのように変化させていくのでしょうか。

今回のシンポジウムでは、最先端の研究者とともに、科学研究と社会のいまと未来について市民のみなさまと考えてみたいと思います。

イベント概要

市民公開シンポジウム 

日時10月23日(日) 13:00 16:10
形態オンライン
演題生命現象に迫るサイエンス
~最先端の技術・装置で明らかにする生命のしくみ~
対象者一般市民
参加費無料
定員500名
参加申し込み方法右記URLより事前申込みください: 
https://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/eth/seminar/20221023/

【スケジュール】

13:00 開会の挨拶 武川 睦寛
(東京大学 医科学研究所 生命科学連携推進協議会 教授)

13:10 講演1「乳がん幹細胞を標的とするがんの治療と予防戦略」
後藤 典子(金沢大学 がん進展制御研究所 分子病態研究分野 教授)

13:35 講演2「最先端光学顕微鏡で生体からビッグデータを取得する」
三上 秀治(北海道大学 電子科学研究所 教授)

14:00 講演3「薬の副作用を調べるには?」
澤崎 達也(愛媛大学 プロテオサイエンスセンター 教授)

14:40 講演4「次世代シーケンサーによる子宮内膜症の解明」
井ノ上 逸朗(国立遺伝学研究所 人類遺伝研究室 教授)

15:05 パネルディスカッション
指定発言
須田 桃子(ニューズピックス編集部)

16:05 閉会の挨拶
加藤 和人(大阪大学大学院医学系研究科 医の倫理と公共政策学 教授)